NO IMAGE

本日(7月9日)、Contentsquare主催のCX Circleに参加して参りました。Contentsquareさんは、この数年私が調査をしたくてもできなかった企業の1社でございまして、大変興味深く参加させていただきました。その主な理由として、1) 東京が世界各地で行なっているイベントの主要拠点の1つとなっており、本社からCEOが来日・登壇、2) 多くの来場者の方々が参加しており、関心の高さを実感、3) 昨今注目が集まる生成AIの活用と将来像に焦点を当てる、などを挙げておきます。

同社のソリューションは主としてデジタル系のエクスペリエンスの分析や提供と言って良いかと思います。ユースケースとしてはマーケティングやEコマースが中心で、主にB2Cがメインという印象です。

以下6社のパートナさんが出展、登壇しておりましたので、私が把握している限りの情報も紹介しておこうと思います。勝手にリンクをつけていますが、もしも間違いがありましたら恐れ入りますがご指摘お願い致します。

  • DLPO ・・・LPOとABテストツールの提供とPDCA支援
  • DearOne ・・・Contentsquareを含むMarTechツールの導入・分析支援
  • Braze ・・・リアルタイムでのカスタマー・エンゲージメントを提供。古くはキャンペーン管理とかカスタマー・ジャーニー・ビルダーとか言われていた機能でその最新型ということすね。
  • Dynamic Yield powered by Gaprise ・・・世界的に知られるパーソナライゼーション・エンジンDynamic YieldをGapriseの専門家がサポート
  • Exture ・・・Contentsquareの分析トレーニングや伴走支援を実施
  • Members ・・・2,000人を超えるデジタル人材によるDX現場支援サービスを提供

オープニングとして、ContentsquareのCEOで創業者であるJonathan Cherki氏と日本カントリー・マネージャー伊奈憲一郎氏による講演が行われました。同社ソリューションの主要な機能として以下のような内容が紹介されておりました。

  • Lost Journey (逸失したビジネス機会と表現しましょうか)を定量的に示す。
  • AI機能Senseによりプロンプト形式で根拠となる数値とともにアドバイス
  • 問題となっている個々のページ遷移をSession Replay機能にて検出
  • チーム間コラボレーションをサポートする統合分析プラットフォーム
  • VoCアンケート機能(顧客視点で顧客の行動を把握)

逸失しがちなビジネス機会を突き止め、最終的な価値(コンバージョン)まで追跡する、そのためにチーム間コラボレーションをサポートする、顧客視点でインサイトを深めるといったあたりは、私が挙げる第二のナゾの解決に大きく貢献するものと思います。

最後のセッションで、AIの仕事、人間の仕事がどう変わっていくかという予想が議論されておりましたが、人間でなければできない仕事というのは、人間にしかわからない楽しさ、生きる意味を追求することだなと改めて実感しました。逆に言うと、それ以外の仕事は人間がやる必要のないものだということではないかと思います。おそらくですが、いわゆる「イヤな仕事」はいずれAIによって置き換えられていくと言うことではないでしょうか?そのように考えると人類の未来はとても楽しいものになると思います。アンパンマン風に言うと「何のために生まれて、何をして生きるのか」をしっかり考えなさいと言われているような気がします。

他にも興味深いセッションが多数ございましたが、本日はここまでにしておきたいと思います。

この記事は参考になりましたか?
はいいいえ